足・足首痛

☑スポーツなどで足首を捻った

☑痛くて歩行が困難

☑腫れて熱感がある

☑地面に足の裏をつけられない

捻挫・有痛性外脛骨・足底筋膜炎など

当院では、捻挫など急性の痛みには、EMSの周波数をかえることで、炎症を鎮め疼痛を緩和し、吸引により筋膜をリリース。その他(慢性)の痛みには、EMS+吸引により筋膜をリリース。
どちらの場合も、+筋膜フロー手技により、流動性を出し可動域を広げます。
さらに、足首の運動療法やストレッチを組み合わせ、可動域のアップを目指します。
症状に応じて、テーピングでの固定など補強を行い、日常生活やスポーツ時の痛みを軽減させる処置を行います。

捻挫について

捻挫とは、外力がかかることにより、関節を支えている靭帯や関節包などの軟部組織、軟骨が損傷することをいいます。損傷の多くは、靭帯のゆるみや一部の断裂であり、X線(レントゲン)検査でうつる関節の骨折や脱臼は含まれません。
捻挫は、足関節や手関節、肩関節や膝関節など、全身のあらゆる関節部位で起こります。きっかけは、スポーツ活動中の激しいぶつかり合いや走っている最中の急な方向転換、交通事故や転倒、日常生活中に段差を昇り降りしたときなど、さまざまです。
自覚しやすい主な症状は、患部の腫れと痛みの2つです。このほかに、皮下や関節内の出血、熱感などがみられることもあります。膝関節捻挫では、損傷した靭帯の種類により、痛みを自覚しにくいこともあります。しかし、こうした捻挫を放置してしまうと、半月板の損傷など、新たな問題が生じる可能性もあります。捻挫をしたときには、すみやかにRICE(ライス)処置と呼ばれる応急処置を行い、医療機関で適切な検査や治療を受けることが大切です。

有痛性外脛骨について

全身に存在する骨の数は基本的には同じですが、稀に多め(過剰)に骨を有する方がいます。外脛骨も過剰な骨のひとつであり、外脛骨に対して痛みが生じる状態を有痛性外脛骨と呼びます。
外脛骨は足の裏内側、ちょうど土踏まずの上に位置する骨であり、「後脛骨筋腱」と呼ばれる腱が付着しています。外脛骨は正常の方でも15%ほどに見られるといわれています。外脛骨が存在すること自体で何かしらの症状が現れる訳ではありませんが、過度に足を動かすことで外脛骨に痛みが生じたり、靴のサイズが合わずに骨が刺激されることから痛みが誘発されたりします。
また、有痛性外脛骨を有する方は、扁平足を呈することも多いです。扁平足が合併することでさらに痛みが誘発されるという悪循環がうまれるとも考えられています。有痛性外脛骨では、基本的には保存的療法が選択されます。骨成長の停止する15歳頃から症状は治まることが多いですが、症状が改善しない場合には手術療法が選択されることもあります。

足底筋膜炎について

足底筋膜は踵骨というかかとの骨から足裏の前方まで繋がっています。5つの足の底部にある強い繊維組織帯で、足のアーチを維持して衝撃を吸収、バランスをとるなど、歩行時に重要な役割をしています。足底筋膜に強い圧力や過度な刺激を継続的に与えていると、筋膜を構成するコラーゲンが変性や、硬くなって炎症が発生し、痛みが生じます。この状態を足底筋膜炎といい、大人のかかとの痛みの代表的な原因疾患です。
足の裏のアーチが通常よりも低い扁平足(ローアーチ)や、アーチが通常よりも高いハイアーチなどアーチの変形がある場合、足底筋膜炎の発生率が高くなります。
動作時や朝起きて最初に足を床に踏み込むときに踵や土踏まず部分に刺すような激しい痛みが特徴的で、痛みがひどい場合は足を地面につける事も出来なくなります。つま先の足の甲側を曲げた時に激しい痛みが現れる場合やかかとの部位を指で押すと痛みが起こることもあります。